2015年12月31日木曜日

トラちゃんのこと





トラちゃんのこと。

書きたいことがありすぎて、
いろんな想いがあふれて、
うまく言葉にできない。
そんな感じです。


でもとりあえず、2015年、これまでにないぐらいたくさんの猫たちとの出会いや別れを経験しましたが、その始まりはトラちゃんにあったと思うので、年が変わる前に、まとまりのない内容になるかもしれないけど記事にしておきたいと思います。

トラちゃんは、12月1日から犬猫みなしご救援隊の栃木拠点(那須塩原市)で暮らしています。

今年2月、トラちゃんが下半身麻痺で現れて保護した直後から、どこか良いシェルターや預かっていただけそうな保護団体さんはないかと探していました。実際にいくつかお問い合わせもしました。ただ、ほとんどが保健所や愛護センターで命の期限が切られた子や、もっと緊急を要する現場(虐待や多頭飼育崩壊、そしてもちろんさまざまな被災地等)の子たちを優先、もしくはそういう子たちのみ受け入れるとのことでした。もちろんそれはある意味当然ですし、どこも資金や人手が限られたなかで懸命に不幸な犬猫のレスキューに尽くされていて、でもそんなお忙しいなかでも、私の話を親身になって聞いてくださって激励してくださる方もいて、それ自体とても救われました。

老猫や介護を必要とする猫のためのホームも探したけれど、高額で無理でした。

犬猫みなしご救援隊を見つけたのは、ほんの偶然です。しかも、このブログで里親募集を始めたあとでした。何で今まで知らなかったんだろうと思ったのですが、最初に一定の金額を支払うことで、終生面倒見てくださるとのこと。

広島と栃木に拠点がありますが、それぞれのブログをずっとさかのぼって読んで、ここならおまかせできると思いました。ここなら、猫にも人間にもフレンドリーで寂しがりやでかまってちゃんのトラちゃんが、うちにいるより幸せになれるだろうと思いました。



我が家で最後の晩を過ごすトラちゃん(手前はタビー






冬になると、シェルターの裏の田んぼには白鳥が飛来してくるそうです(代表の方のブログより)

トラちゃんを終生でお預けした帰り道は、どうしようもなくてずっと泣いていました。。(新幹線やアイリッシュパブで泣いているいい年をした女・・・イタい・・・)。今も、トラちゃんとお別れしたときのことを思い出すと、涙が出ます。

うちにいるより幸せになれるはずと思ってはいても、きっとトラちゃんは最初は私に捨てられたと思うだろうとか、いろいろごめんねとか、いろんな思いがこみ上げてきてしまって。そんなね、ずっとめそめそするぐらいなら「お前が終生面倒見ろや」とトラちゃんは思うでしょうけど。ごめんね。

一緒に暮らしたのは10カ月でしたが、知り合ったのはもっと前。
そもそもエマだってトラちゃんが連れてきてくれたのだと思っているし(エマが娘だという可能性だってある)、シロちゃんともカップルだったし(だからチョビのお父さんかもしれない)、タビーもよく似ているから、やっぱりトラちゃんの血を引いているかもしれない。

みんながそれぞれのForever Homeで幸せになったように、大好きなトラちゃんにも幸せであってほしいと心から願っています。

トラちゃんが幸せであるように。

犬猫みなしご救援隊の動物たちがみな幸せであるように。

陰ながら支援をしていきたいと思います。

**********

みなさま、今年も大変お世話になりましてありがとうございました。

猫たちを介したたくさんの出会いに感謝いたします。

2016年がみなさまにとって、そしてすべての猫たちにとってすばらしい1年になりますように。








2015年12月29日火曜日

キジ太あらためタビー


引越しから2週間後、初めておもちゃで一緒に遊んだときのタビー

里親募集していたキジ太(仮)ですが、12月中旬に無事に新しいご家族との生活をスタートさせました。

キジ太あらため「タビー(Tabby)」です♪
英語でトラ猫の意味ですが、特に単にtabbyというとキジトラ系かなと思うので(チャトラだとorange tabbyとかginger tabbyといいますし)、ある意味キジ太のバリエーションのようなものかと(笑)

新しいおうちは、里親さんご夫妻が、いずれは大型犬も飼いたいということで探して決められた大きな一軒家です。なんと、物件が見つかってお引越しを決めて、その荷造りの最中にタビーの里親募集ツイートに目を留めていただいたということで、いつもながらネットを介した里親募集にもご縁を感じざるをえません。

さて当日、新居に到着しても、タビーはキャリーからなかなか出てきません(想定内)。



でも、絶対にこちらに顔を向けないとか、顔はこっちを向いているけど無表情・無反応というわけでもなく、触らせてくれるし、ニャーと鳴きかけたりもするし、おもちゃを振れば一応目で追ったりもする。

ということで、しばらく経ってから少し強引にキャリーから抱っこして出してしまいました。あわてたタビーはすぐ近くにあったテレビ台の下にもぐろうとしたのですが、実は彼ももう生後7カ月の男の子だし、案外大きく育っていまして(3.5kgぐらい)、お腹のあたりでつっかえてもぐれなかった!(笑)

それでわーってなっちゃったタビー(笑ってごめんね)に、用意してくださっていた猫顔型の猫ベッドを差し出したところ、籠城したのがこの写真です。



結局、私がいるあいだはここから出てきてくれなかったのですが、うちで保護した初日から食事もトイレ(大小)もした大物のタビーのこと。里親様宅でも、ご夫妻が起きているあいだは動きがなかったものの、翌朝見たら、ちゃんとトイレ(大小)もしていたし、ご飯も食べ、家の中を探検した形跡もあったそうです。

引越しから約2週間が経過したところですが、まだ撫でたりはできないそうですが、徐々に慣れてきているようです。元来とても大らかで甘えん坊な子だと思いますし、ご夫妻も家中好きに使っていいとゆったりと受け止めてくださっているので、近々デレデレのタビーの写真もこちらでご紹介できるのではないかと思っています。

なにしろこんな堂々とキッチンカウンターの上に乗っているぐらいですし!(笑)



余談ですが、私がブログやTwitterのプロフィールにわざわざ「大酒呑み」などと記しているためか、里親さんもお酒好きの方の場合、乾杯のビールなど出していただくことがありまして(そういえばご自身は日頃飲まれないというチョビナナの里親様からは、酒の肴セット&手作りの美味しいキッシュをお土産にいただきました…なんだ私ほんとに…ありがとうございます涙)、今回もそうだったのですが、あつかましくて恐縮しつつも、猫がつないでくれたご縁で美味しいお酒が飲めるのは(もちろん、当の猫がこれから幸せになるという最高の肴があるわけで)、本当に有り難いことだと思う次第です。

I様、今後ともタビーをよろしくお願いいたします。
そして末永くお幸せに!


2015年11月10日火曜日

下半身麻痺のオスのトラ猫の里親さま/預かりさま募集中 ←募集停止します


*(11月30日追記)
いろいろと悩みましたが、トラちゃんを受け入れてくださる終生飼養のシェルターに預けることにしました。また後日ご報告させていただきます。トラちゃんのことを気にかけてくださった方、里親募集のツイート拡散にご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。



かつては近所のボスであったと思われる、立派なトラネコでございます


トラちゃんを今年の2月上旬に保護してから9カ月が経過してしまいました。。
もっと早くから里親様を募集するべきだったのですが、いろいろ慌ただしくて、また自分のなかで何だかふんぎりがつかない部分もあり、こんなに時間が経ってしまいました。

下半身に麻痺があり、また大きな声でよく鳴いてうるさい成猫です。
でもとても可愛い子です。ずっと野良だったわりには、まあ怪我をしたのちは私しか頼る人がいないというのもあるかもしれませんが、膝にのっかって甘えたり、とにかく人にかまってほしいタイプの子です。


私のひざにのるトラちゃん。友情出演:シロチョビ(笑)


膝乗り&舌出し(あざとい)


簡単に里親様が見つかるタイプの猫ではないと思いますが、この子を幸せにしてくださる方を探しております。

また、里親様はもちろんですが、障害のある猫の飼育経験のある方、猫ボランティアや保護団体様などで、預かってもいいという方がいらっしゃいましたら、そちらも歓迎いたします。猫の保護・譲渡をしていらっしゃる個人・団体様からのお申し出に対しては、こちらも何らかの継続的なご支援を考えております。

まず、保護の経緯についてはこちらもご覧いただければと思います。

・キジトラ(オス)

・推定5〜6歳

・体重5キロ前後

・少なくともこの数年は野良状態でした。

・2015年2月上旬、おそらくは交通事故に遭って脊椎を損傷し、下半身が動かない状態で我が家の庭にいるところを保護しました。

・現在も後脚は立たないままですが、前脚だけでけっこう早く移動し、前脚の力である程度高いところにも登れます。

・健康状態は良好。

・3種ワクチン・駆虫(1回)・フロントライン済み。

・未去勢(保護後に発情した様子を見せたことがなく、生殖機能も麻痺していると思われ、獣医にもそう言われたのでどうしようか考えているままに時間が過ぎてしまいました…ただし手術すべきではないと考えているわけではないので、今後ご相談のうえこちらで処置、もしくは里親様のほうでお願いできればと思います)

・自力で排泄(大小とも)できますが、基本的には垂れ流しの状態。現状は大きめのサークルに厚手のペットシーツを敷き詰めて、それをこまめに替えることで対応しています(トイレも入れてありますが、そこではしません)。

 1日2回程度、圧迫排尿(もどき・完全に膀胱が空っぽになるまではやっていない・というか私がそれをできません)をすることで、数時間はシーツも乾いたきれいな状態が保たれますので、四六時中漏れている状態ではありません。ですので、部屋でフリーにさせてあげることもできると思うのですが、我が家では先住猫の問題があり、それができずに隔離部屋内のサークルに閉じ込めるかたちになり、ストレスになっていると思います。

 なお、圧迫排尿させなくても自力でおしっこはできますので、ちょっとペットシーツが汚れてしまうのは可哀想ですが、たとえば丸1日外出することも可能です。乳飲み子のように数時間おきにお世話が必要なわけではありません。ただ、今の私のやり方だとペットシーツ代はかなりかかります。。

・1日に1〜2回、良いうんちを自力で排泄します。うまくペットシーツでそれを丸め込んで自分の体やサークルを汚さずに済むことがほとんどですが、あちこちになすりつけてしまうこともあります(ただ、下痢さえしなければその後片付けはさほど大変ではありません)。タイミングよく私が部屋にいるときにすれば、すぐに片付けることができるのですが。いずれにしても、排便は圧迫する必要はないと思います。

******
良いおうちが見つかるまでは、これからも私が責任をもって面倒を見ます。

とにかく一番の問題は、麻痺よりも、声が大きいのとよく鳴くことではないかと思います。。また、甘えた可愛らしい声で鳴くこともありますが、駄々っ子のように「ぎゃーぎゃー」と鳴くことも多く、それが長引くとかなりつらいものがあります。外にいた頃から大きな声で鳴いていたので、程度の差こそあれ、これはもうこの子の性格というか仕様なのだと思います。。それをご理解いただける方のみご検討をお願いいたします。

麻痺以外は元気で体力のあるオス猫ですので、ケージやサークルに閉じ込められていることがストレスになっていることは私も十分にわかっています(それでも、同じ保護部屋をシェアしてきたほかの保護猫たち、若いオス猫ももちろんいましたが、みんな静かだったんですけどね…やはり仕様なのでしょう。涙)。

大前提として、15歳になるうちの長男猫「ぐり」を第一に考えたいということがあり、我が家では今後もトラちゃんをフリーにしてあげることはできません。トラちゃんが野良だった頃、うちのリビングの窓に寄ってきただけでも、ぐりは怒っていましたので。。それでトラちゃんに可哀想な思いをさせているという負い目が私にもあり(美味しいごはんと可能なかぎり清潔で心地よい環境を保つという点では最善を尽くしているつもりなのですが)、その点でトラちゃんにより自由で快適な環境を与えてくださる方を求めています。

鳴き声も、たとえば私が留守にしているときや、深夜で完全に寝ていることがわかっている場合は鳴かないので(いずれにしても、夜のほうが静かですので、夜鳴きというのとは違うようです)、やはりかまってほしいというのが主だと思います。ですので、この子だけに十分に愛情を注いでいただける状態、そうでなくてもご家族やほかの動物と多くの時間を一緒に過ごせる状態であれば、さほど鳴かなくなる可能性もあると思います(とはいえ保証はできません……)。

「猫が鳴き続ける」という問題に関しては、先日とあるセミナーで複数の方からご意見をお聞きする機会があったのですが、ある方の保護猫は、やはり半年間ずっと鳴き続けていたそうです。しかし、それを承知で引き受けてくださった里親様のところに引っ越して以来、まったく鳴かなくなったとか。ですから、環境はやはり大きいと思います。

麻痺に関しても、私は申し訳ないけれどもリハビリをギブアップしてしまったのですが、後脚もまったく動かないわけではないので、それに辛抱強く取り組んでくださる方がいらっしゃったら、また歩ける可能性もゼロではないと思います。

そういったことをふまえて、今回の募集は、音に神経質な方は難しいと思いますのでご遠慮ください。また、障害のある子ですので、そもそも猫(動物)の飼育経験のない方は応募なさらないとは思いますが、ある意味虐待の対象にもなりやすいので、申し訳ないですがこちらも慎重にお話を進めさせていただくと思います。あらかじめご了承いただけると幸いです。

なお、冷やかしは困りますが、とりあえずのお問い合わせや質問も大歓迎です。体の状態や排泄の問題など、ここには書ききれないこともたくさんあるかと思いますので、疑問に思われたことや、気になることなど、お気軽にコメント欄からでも、連絡フォームからでもお問い合わせいただければと思います。こちらも、随時必要と思われる情報はこのブログに追加していくつもりです。


〈譲渡ご希望の方へのお願い〉

里親になっていただく場合、以下を条件とさせていただきます。
なお、トライアルも可ですが、ちょっと興味がある程度のお申し込みはご遠慮ください。また、冷やかしや詐欺目的とこちらで判断した場合はお返事いたしませんので、あらかじめご了承ください。

・愛情と責任をもって、家族の一員として終生大切にしてくださる方

・脱走事故防止に努め、完全室内飼いをしてくださる方

・ペット可住宅にお住まいの方(同居者全員が猫を飼うことに同意していること)

・猫の習性を理解し、心身の健康維持に努めてくださる方
 

・ときどきでけっこうですので、写真付きメール等で近況報告をしてくださる方

・身分証明書のご呈示・誓約書へのサインにご同意いただける方

・万が一飼えなくなった場合には、責任をもって新しい飼い主を探していただくと同時に、こちらにもご相談いただける方

・こちらからご自宅までお届けすることをご了承いただける方

・なるべく関東近県にお住まいの方を希望しますが、トラちゃんにご縁を感じてくださって、こちらもおまかせできると思った方であれば、陸路で行けるところならお届けに伺います。

・お問い合わせいただく場合、下記を最初にお知らせいただけるとお話がスムーズかと思います。また、やりとりの際にはあれこれお尋ねすることもあるかと思いますが、大切な命に関わる問題ですので、何とぞご理解くださいませ。

■お名前
■ご住所(市町村/最寄り駅などでけっこうです)
■ご家族構成
■年齢・性別
■猫の飼育経験の有無
■先住猫・ペットの有無
■住宅タイプ(戸建 or 集合住宅/何階住まい)
■ご連絡先メールアドレス
■TwitterなどSNSアカウント等

よろしくお願いいたします。



どうか、よろしくお願いしますにゃ!





2015年11月7日土曜日

約6カ月の可愛いキジトラ男子の里親様募集 ←決まりました〜

*(12月9日追記)
近日中にお引き渡しすることになりました。
また先方で落ち着いたら、ご報告できればと思っています。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

*(11月25日追記)
お問い合わせをいただき、現在その方にお譲りする方向でお話を進めています。拡散にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。また追ってご報告させていただきます。


* ご覧いただきありがとうございます。以下すべて読んでいただいたうえで、右側の連絡フォーム、またはmarikiyomiya☆gmail.com まで(☆を@に変えてお送りください)お問い合わせください。

* ご質問等ありましたら、コメント欄からでも何でもお気軽にお尋ねください。

* 基本的には「愛情と責任をもってこの猫を終生大切にしてくださる方」であれば、細かい条件については、ご相談に応じます。ただ、里親詐欺や虐待などの事例がありますので、譲渡にいたるまでには慎重にやりとりをさせていただき、時には立ち入ったことをお聞きするかもしれません。猫たちの安全と幸せのためですので、何とぞご理解いただければ幸いです。なお、その過程でいただいた個人情報は、里親希望者様の同意なしに、関係のない第三者に開示、提供することは一切ありませんのでご安心ください。










・キジ太(仮)

・生後推定6カ月の男の子

・きれいなツヤツヤの縞模様。ちょっとヒョウ柄っぽい、ベンガルっぽいところもあり。

・しっぽは長くもなく、短くもなく。途中でぱつんと切れたような見た目ですが、触ると先端がカギになってます。

・10月上旬に事故死してしまったキジ太郎の兄弟です。

・7月半ば頃から我が家の庭に親子で来るようになりました。できれば母猫ともう1匹の兄弟猫ともども保護したかったのですが、まずはよくひとりでうちに来ていたこの子を10月下旬に保護しました。

・穏やかな甘えん坊。ひざに乗せても、抱っこしても嫌がらずにゴロゴロいっています。すりすり頭突きもしてきます。手を触ってもほとんど嫌がりません。(家猫修行の必要がないぐらいです!) 11月20日追記:私が座ると自分から膝のうえに乗ってきます。

・多くの猫が保護初日はトイレもご飯も拒否するなか(もっと小さい子猫なら別ですが)、初日からもりもり食べて、トイレ(大小とも)もばっちり。夜鳴きしたり、暴れたりもなく、すっと家に順応した大らかな子です(さすがにケージ暮らしが長くなると、出せと鳴きますが、可愛いらしい声です)。最近は日中は保護部屋内でフリーにさせていますが、やんちゃに遊んではいるものの、危ないことなどはしないお利口さんです。

・健康状態は良好。

・未去勢。最初はつかまえてすぐに手術しようかと思ったのですが、まだ小さいなあと思って見合わせています。

・フロントライン(ノミダニ駆除・予防)済み。

・血液検査と3種ワクチン、駆虫はこれからする予定です。

現在、同じく里親募集中のトラちゃんと同室にいますが、顔が似ていますね……。トラちゃんの保護時期からいって、息子という可能性はないですが、孫とか、何かしら血はつながっているかもしれません。

ちなみに、母猫はきれいなグリーンの目が特徴的な美人さん(この子も何とか保護したいんですけどねぇ)。



譲渡ご希望の方へのお願い

里親になっていただく場合、以下を条件とさせていただきます。
なお、トライアルも可ですが、ちょっと興味がある程度のお申し込みはご遠慮ください。また、冷やかしや詐欺目的とこちらで判断した場合はお返事いたしませんので、あらかじめご了承ください。

・愛情と責任をもって、家族の一員として終生大切にしてくださる方

・脱走事故防止に努め、完全室内飼いをしてくださる方

・ペット可住宅にお住まいの方(同居者全員が猫を飼うことに同意していること)

・猫の習性を理解し、心身の健康維持に努めてくださる方
 

・ときどきでけっこうですので、写真付きメール等で近況報告をしてくださる方

・身分証明書のご呈示・誓約書へのサインにご同意いただける方

・万が一飼えなくなった場合には、責任をもって新しい飼い主を探していただくと同時に、こちらにもご相談いただける方

・こちらからご自宅までお届けすることをご了承いただける方

・なるべく関東近県にお住まいの方を希望いたしますが、ご縁があれば、陸路で伺える場所であればお届けいたします。

・なお、保護団体さん等の里親募集の場合、多忙な一人暮らしの方は歓迎されない状況があるようですが、私自身、初めて子猫を飼い始めた当時は都心に一人住まいで、長時間外で働き留守がちでした。それでもたっぷりの愛情を注いで、元気に15歳になったその猫とは良い関係を築いていますし、猫のいる生活を存分に楽しんできました。その点では、本当に猫が好きで大切にしていただけるなら、一人暮らしの方や初めて猫を飼うという方もむしろ応援したいと思っています。お気軽にご相談ください。ただし、一人暮らしの学生、未成年者、無職の方はご遠慮ください。

・お問い合わせいただく場合、下記を最初にお知らせいただけるとお話がスムーズかと思います。また、やりとりの際にはあれこれお尋ねすることもあるかと思いますが、大切な命に関わる問題ですので、何とぞご理解くださいませ。

■お名前
■ご住所(市町村/最寄り駅などでけっこうです)
■家族構成
■年齢・性別
■猫の飼育経験の有無
■先住猫・ペットの有無
■住宅タイプ(戸建 or 集合住宅/何階住まい)
■ご連絡先メールアドレス
■TwitterなどSNSアカウント等

至らぬ点もあるかと思いますが、誠意をもって対応させていただきますので、ご協力よろしくお願いいたします。





2015年10月27日火曜日

袖ズあらためチョビナナ



[11月3日追記]
新しいおうちでの可愛いツーショット写真をいただいたので、追加しておきます。
チョビナナ、元気で幸せです♪
顔つきが大人っぽくなってきました〜。







******
袖ズ、1週間前に里親様宅にお届けしてきました!
ドアトゥドアで約3時間の長旅のあいだもお利口さんでした♪






さすが、まだ2カ月の子猫。
着いてすぐにキャリーから出てきて、部屋の隅っこのほうに隠れたり出たりを繰り返しながらも、私がお邪魔していた約1時間のあいだにお部屋の探検を始めていました。





私が帰ったあと、いったんは奥のほうに隠れて夜遅くまで潜んでいたようですが、でもその日のうちに出てきてちゃんとご飯も食べ、ご家族に遊んでもらったそうです。

翌日以降はほぼ平常運転で、ご飯もトイレも問題なし。



そして長袖くんは「チョビ」(2号です!)、七分袖ちゃんは「ナナ」という可愛い名前をいただきました。




チョビ。何この可愛い生き物…!





ナナちゃん。こんな美少女いますか…!

(なんかいつも画像のサイズがバラバラだけど、揃える方法もわからないし面倒だから許して…)


何と言っても初めての乳飲み子で、まだ目も開かないうちから育ててきた私のほうは、翌日から軽い「袖ロス」に陥っていましたが、おそらくふたりはもう私のことなど忘れたことでしょう(何年も一緒にいる飼い猫でさえ、1週間ぐらい留守にすると飼い主を最初は警戒するぐらいですしね…w)。

でも、もちろんチョビナナが幸せになるならそれでよし!


あ、そうそう。新しいおうちには、先住猫ならぬ先住フクロモモンガさんが!
とってもちっちゃくて可愛かったです〜。


ももたさん(5歳・♂)

S家のみなさま、ももたさん、これからも末永くチョビナナをよろしくお願いいたします!

追記:
ももた先輩とチョビナナご対面の写真をいただきました!


異種交流♪

2015年10月15日木曜日

ノースリーブちゃんとキジ太郎のこと

猫と暮らすようになって15年。
そして近所の野良ちゃんたちと密接に関わるようになって4年になります。

幸いなことに、私はこれまで猫に死なれるという経験がありませんでした。

ところが、この1カ月ほどのあいだに二つの小さな命が奪われるのを目の当たりにすることになりました。正直なところ、特に変死したキジ太郎のことを考えると、言いようのない悲しさと悔しさでいっぱいになります。

でも、ノースリーブちゃんとキジ太郎が短いあいだでも生きて愛されていたこと。
ブログに残しておきたいと思います。

ノースリーブちゃんは、9月7日の朝に天国にいきました。
わずか18日の短い命でした。

ノースリーブちゃんは、まもなく新しいおうちに行く予定の長袖くんと七分袖ちゃん(通称「袖ズ」)の妹です。3兄妹は、8月21日、住宅街の路上で胎盤がついた状態で発見されました。まだ暑い時期で、しかも確かその翌日には大雨が降りました。もし保護主さんが保護してくださらなかったら、間違いなくその日か翌日にはみな死んでいたでしょう。

ちなみに、「長袖」「七分袖」「ノースリーブ」というのは、前脚の黒い部分の違いから獣医さんが命名したものですが、保護された最初の晩、徹夜で袖ズにミルクをあげてくださった獣医さんの愛情を感じます。

私はその後、生後5日目から袖ズを預かりました。


生後5日目の袖ズ。体重100グラム前後の小さな子たち。


生後7日目のノースリーブちゃん


乳飲み子を育てるのは初めての経験でした。乳飲み子どころか、これまでに私が迎えた猫で一番小さかったのが3カ月のぐりだったわけで、わからないことだらけで、不安もいっぱい。でも子猫たちはそれは可愛くて。そして、とても元気で。元気いっぱいでいつもウゴウゴしているから、なかなかブレていない良い写真も撮れなくて。


9月6日夜のノースリーブちゃん。
この数時間後に容態が急変しました。


粉ミルクで便秘がちだった袖ズ。便秘解消に良いとされることをいろいろやっても出なくて、この日はリキッドミルクに変えました。6日の深夜、ノースリーブちゃんがうんち! 良かった〜と思ったものの、この頃はまだトイレではできないので、自分のうんちにまみれて汚れてしまいます。拭くだけではきれいにならなかったので、病院でもらった薬用シャンプーを薄めてノースリーブちゃんの体を洗いました。その直後、急にぐったりしてしまったのです。でもしばらくは、脱水してはいけないと思ってミルクをあげたら飲んだし、こちらを見てニャーと鳴いてもいたのですが……。時間とともに体から力が抜けて、首からがっくり折れたような状態で横たわっていました。

その後、いつ心臓が止まったのか、私にはよくわかりません。朝になって病院に連れていったときも、私にはまだ柔らかなお腹が動いているように見えたし、死んでしまったとは思えずにいました。ただ、病院の受付の方が、担当の先生に通す前にキャリーの中のノースリーブちゃんを見て、もう心臓も呼吸も止まっているようですとおっしゃって。

初日に徹夜でミルクをあげてくださった先生からは、「半日で急変して死んでしまったこの状況からいって、仮に夜中のうちに病院に来ていても治療が追いつかなかったでしょう。はっきりした死因はわからないけれども、どうしようもなかったと思います」と言われました。この時期の子猫がまだ弱くて、突然死んでしまうこともあることは頭では理解していたけれど、そうは言われてもどうしても自分を責める部分もあります。

ノースリーブちゃんは、保護主さん宅のお庭に埋葬していただきました。たくさんの大きなワンちゃんと、優しい保護主さんがいるお宅です。きっと寂しくはないと思います。

**********

キジ太郎は、10月4日の夕刻に天国にいきました。





キジ太郎は、7月半ば頃からうちの庭に姿を見せるようになった、きれいなキジトラの母猫とその3匹の子どもたち(3兄弟)のうちのひとりでした。おそらく、4〜5カ月といったところだと思います。

ちょっと黒みがかったアメショー風味の男の子を別にすれば、母猫と2匹のキジトラ息子は
とてもよく似ていて(顔を見れば、母猫だけが透き通るようなグリーンアイズなのがわかりますが)、なかなか区別がつきません。

ちょうど、シロちゃんとチョビを新しいおうちに引き渡した頃に姿を現したこの子猫たち。何とか寒くなるまでには保護できたらいいなーと思いつつ、8月下旬に急遽袖ズを預かることになったため、後回しにせざるをえませんでした。

とはいえその間もこの3兄弟はとても元気で、庭で遊んでいる姿、団子になって寝ている姿をよく見ていました。キジ太郎も、倒れているところが目撃されたその2、3時間前には元気な姿を見ていたのです。

キジ太郎は、うちの前の路上で口から大量の血を吐いて死んでいました。
帰宅した父が発見し、「子猫が動かない。死んでいるようだ」と言われたときの気持ち。

たぶん、車に轢かれたのだと思います。吐血以外はきれいな状態でした。自分では車を運転しないし、日頃ほとんど外出しないので、実は今まで猫の轢死体は見たことがありません。一方で、もしかして故意に誰かに殺されたのだとしたら、という不安を完全にぬぐい去れないでいるのも事実です。この近くでそんな話は聞いたことないし、基本的には猫に優しい環境なのですが。

とにかくそのままにしておくわけにはいかないので、キジ太郎の体をタオルでくるんで箱に入れ、とりあえず玄関脇に置きました。そうしているあいだに、兄弟猫が寄ってこようとして、「来ちゃだめ!」と言ったことを覚えています。そもそも、ご近所の方が父よりもほんの少し前に見つけて、私の携帯に電話をくださっていたことに後で気づいたのですが、「子猫が3匹いるけど、どうもそのうちの1匹が動いていないようだ」という内容でした。

キジ太郎を家の中に入れ、汚れた体をきれいにして新しい段ボール箱に安置してから、今度は遺体をどうしようかということで悩みました。日曜日の夜だったので、役所は連絡が取れないけれど、ネットでいろいろ調べて、自治体に頼んだら普通の可燃ゴミとして処理されることがわかりました。

うちの子でもない、まだ保護猫でもないけれど、それではあまりに可哀想で、ただこの子の遺骨を自分で持っているのもこの場合は違うような気がしたのです。いろいろ悩んだ末に、訪問火葬の業者さんにお願いして、引き取って火葬をしてもらい、49日が過ぎたあとに散骨というかたちを選択。棺には、大好きだった子猫用カルカンパウチと、母猫と兄弟と一緒の写真、そして庭のよくいたあたりに生えていた木の枝と生花を入れました。





ノースリーブちゃん。
キジ太郎。

天国で楽しく安らかに暮らしてください。
あなたたちのことが大好きでした。絶対に忘れないよ。
そして、兄弟姉妹とママが天寿をまっとうしてそちらに行くまで見守っていてあげてね。
今度は痛い思いも怖い思いもしなくていいように、優しいおうちの猫として生まれ変わっておいで。もちろん、私のところに来てくれてもいいからね。


2015年10月3日土曜日

生後1カ月半、2匹の白黒ハチワレ子猫兄妹の里親様募集 ←決まりました〜

*(10月17日追記)
素敵な里親様が決定しました。兄妹一緒に嫁ぎます。
近々お届けの予定ですので、また先方で落ち着いたら、2匹の可愛い姿も含めてご報告できればと思っています。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

*(10月9日追記)
お問い合わせをいただき、現在、2匹一緒にお譲りする方向でお話を進めています。拡散にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。また正式に決まりましたら、ご報告させていただきます。


8月21日生まれの子猫の兄妹(通称:袖ズ)の里親様を募集中です!
このブログを書いている時点で生後44日目の可愛い子猫たちです。







* ご覧いただきありがとうございます。以下すべて読んでいただいたうえで、右側の連絡フォーム、またはmarikiyomiya☆gmail.com まで(☆を@に変えてお送りください)お問い合わせください。

* ご質問等ありましたら、コメント欄からでも何でもお気軽にお尋ねください。

* 基本的には「愛情と責任をもってこの猫たちを終生大切にしてくださる方」であれば、細かい条件については、ご相談に応じます。ただ、里親詐欺や虐待などの事例がありますので、譲渡にいたるまでには慎重にやりとりをさせていただき、時には立ち入ったことをお聞きするかもしれません。猫たちの安全と幸せのためですので、何とぞご理解いただければ幸いです。なお、その過程でいただいた個人情報は、里親希望者様の同意なしに、関係のない第三者に開示、提供することは一切ありませんのでご安心ください。


〈経緯〉
胎盤がついた状態で、住宅街の道路上で発見されました。
そのとき周囲に母猫の姿がなく、危険を感じた保護主さんがその場で保護。
保護主さん宅には複数の大型犬(具合の悪い子含む)がいるため、私が預かり、生後5日目から人工哺乳で育ててきました。

・先日健診を受けましたが、健康状態は良好です。
検便もシロ(寄生虫なし)。

・まだワクチンを打つには少し早いとのことで、2カ月になる前に1回目のワクチンの予定です。譲渡時期にもよりますが、1回目のワクチンはこちらで済ませ、2回目以降は里親様にお願いすることになると思います。

・トイレは最初からばっちり。とてもお利口さんたちです。

・譲渡の時期に関して。子猫の飼育経験が豊富な方は別途ご相談に応じますが、基本的には2カ月齢を過ぎた10月20日以降のお届けとさせていただきます。

・2匹一緒に迎えてくださる方を優先させていただきます。
たまたまなのですが、私のネット経由の里親募集は最初が兄弟子猫、つい先日が親子猫と、いずれも2匹一緒の譲渡となりました。みなすばらしい里親様とのご縁に恵まれ、幸せに暮らしています。

兄弟にしろ親子にしろ、相性のよい仲良し2匹の場合、一緒にいることで新しい環境でも安心して過ごすことができ、また猫同士で遊んでくれるので、多忙で猫をかまってあげる時間があまり取れない方には特にお薦めかと思います。

・2匹一緒をご希望の方を優先させていただきますが、個別でもご相談に応じますので、この子たちにご縁を感じてくださった方はぜひご連絡ください。

・前脚の黒い部分の分量で、男の子を長袖くん、女の子を七分袖ちゃんと呼んでいます。


☆長袖くん☆

生後7日目はこんなでした






・おっとり甘えん坊男子(追記:だいぶやんちゃになってきました♪)
・10月6日現在、体重約700g
・しっぽは長くてまっすぐ
・チョビヒゲ模様
・白いソックス


☆七分袖ちゃん☆

生後7日目はこんなでした







・おてんばな美少女
・10月6日現在、体重約600g
・きれいなハチワレ
・しっぽは長くて、先端だけ少し鍵
・白いハイソックス

私のツイッターで、子猫たちの最新画像や動画を随時アップしています。

ハッシュタグ #袖ズでもご覧ください。


譲渡ご希望の方へのお願い

里親になっていただく場合、以下を条件とさせていただきます。
なお、トライアルも可ですが、ちょっと興味がある程度のお申し込みはご遠慮ください。また、冷やかしや詐欺目的とこちらで判断した場合はお返事いたしませんので、あらかじめご了承ください。

・愛情と責任をもって、家族の一員として終生大切にしてくださる方

・適切な時期になったら、避妊去勢手術を施してくださる方

・脱走事故防止に努め、完全室内飼いをしてくださる方

・ペット可住宅にお住まいの方(同居者全員が猫を飼うことに同意していること)

・猫の習性を理解し、心身の健康維持に努めてくださる方
 

・ときどきでけっこうですので、写真付きメール等で近況報告をしてくださる方

・身分証明書のご呈示・誓約書へのサインにご同意いただける方

・万が一飼えなくなった場合には、責任をもって新しい飼い主を探していただくと同時に、こちらにもご相談いただける方

・こちらからご自宅までお届けすることをご了承いただける方

・関東近県にお住まいの方

・なお、保護団体さん等の里親募集の場合、多忙な一人暮らしの方は歓迎されない状況があるようですが、私自身、初めて子猫を飼い始めた当時は都心に一人住まいで、長時間外で働き留守がちでした。それでもたっぷりの愛情を注いで、元気に15歳になったその猫とは良い関係を築いていますし、猫のいる生活を存分に楽しんできました。その点では、本当に猫が好きで大切にしていただけるなら、一人暮らしの方や初めて猫を飼うという方もむしろ応援したいと思っています。お気軽にご相談ください。ただし、一人暮らしの学生、未成年者、無職の方はご遠慮ください。

・お問い合わせいただく場合、下記を最初にお知らせいただけるとお話がスムーズかと思います。また、やりとりの際にはあれこれお尋ねすることもあるかと思いますが、大切な命に関わる問題ですので、何とぞご理解くださいませ。

■お名前
■ご住所(市町村/最寄り駅などでけっこうです)
■家族構成
■年齢・性別
■猫の飼育経験の有無
■先住猫・ペットの有無
■住宅タイプ(戸建 or 集合住宅/何階住まい)
■ご連絡先メールアドレス

至らぬ点もあるかと思いますが、願いはひとつ。この2匹の猫たちが幸せになることです。
誠意をもって対応させていただきますので、ご協力よろしくお願いいたします。